Q:枕は肩こりに関係していますか?

私たちは1日のおよそ3分の1近くを睡眠の時間に費やしています。本来、疲れを取るための睡眠のはずが、肝心のベッドや枕がまったく体に合っていないおらず、一生それに気づかない人も非常に多いわけですね。

枕の高さは当然ながら肩こりに大きく関係しています。
怖いのは、睡眠の悪さから首まわりの筋肉、脊椎を長い時間かけてゆっくり圧迫してしまい、知らず知らずのうちに肩こりや首こりがひどくなっていくことでしょう。
そうならないためにも、枕の形状、寝るときの姿勢は普段からよく気を配っていかなければなりません。

枕選びで大切なのは、まず床面から首までのスペース。
このスペースを埋めることができ、若干あごが下に向くくらいがベストの高さなのです。
どのくらいの高さの枕がいいというのは、人それぞれ頭の形状が違いますので、一概には言えないのですが、床面から首に達するまでのスペースを埋めるという発想に基づいて枕選びをしていきましょう。

お金をかけなくても、バスタオルを使って簡単に枕を作れる方法もあります。
4つ折りにしたバスタオルをくるくるとロール状に巻き、首のうしろに敷くだけ。
これだけでもずいぶん優れた枕が出来上がります。

バスタオル枕を使う場合、さらにもう一つ作って腰に敷くのをおすすめします。
人間の体というのは、首と腰は床面に設置しないため、どうしても脊椎を圧迫してしまいがち。
これをバスタオル枕で埋めてあげることで、体への負担は随分とやわらぐのです。
(腰に敷いてつらいと感じたときは、折った状態にして高さを下げて使てみてください。)

ベッドについては、柔らかすぎないのがベスト。
畳に敷いた布団が理想でしょう。(旅館の和室で敷く布団が理想。)
フワフワしたクッション性は背中の筋肉や骨格にあまりよい影響を与えません。
クッション性がなければ寝つきが悪いという方は、少しずつ畳の布団に慣れていったほうがいいかもしれません。

ですので、ここで紹介する理想的な枕は、「バスタオル枕×2+畳に敷いた布団」ということになります。
(バスタオル×2とは首用と腰用です。)

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